2019/5/30 未来の家を考えること 〜これからの暮らし方、働き方、生き方、そして美意識〜未来住まい方会議 Vol.4

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◎未来住まい方会議とは?

「住」という視点で新しい文化の探求、そして「住」に関わるクリエイターやオピニオンリーダーの方たちをお呼びして、業界が進むべき方向性のヒントがみつかるイベントを目指していきます。未来の暮らし方、これからの家のあり方を一緒に創造していきましょう。

◎今回のスペシャルゲスト


住みたい家のカタチを想像することはできますか?

家を買うとなるとハウスメーカーやマンションディベロッパーと話をしながら「今」ある完成された家の住宅展示、モデルルームなどを見ながら決めていく。戦後や高度経済成長のビジネスモデルのまま作られた形骸化された家を見て、本当に”私”が暮らしたい家は見つかるのでしょうか?

世の中は大きく変わりましたし、今も、未来も暮らし方が大きく変化が起きようとしています。

国、文化、人という大きな枠組みだけでなく、個人のアイデンティティも細分化された時代において、周りと同じモノで果たして満足するのでしょうか。きっと現代は、個人の暮らし方も多様性に富み、器である家も変化してきています。

今回お呼びするのは、国内外を問わず世界の住まい方や家のあり方を研究し続ける、暮らし研究家 土谷 貞雄 氏。暮らしに関するアンケートや訪問調査、企業コンサルティングを実施しながら、現代の暮らしに関する知恵を集め未来の暮らしのあり方を提案し続けている日本の暮らし研究の第一人者です。

また、土谷氏のライフワークとして日本・アジアを中心とした研究・展覧会「HOUSE VISION」(代表・日本デザインセンター原研哉氏)の企画プロデュースを10年以上に渡り行い、日本やアジアの国々の暮らし方を具体的に提示する情報発信と研究のプラットフォーム作りを担っています(現在はHOUSE VISONを卒業し、中国・深圳を中心に都市生活研究所 代表として活動)

◎「HOUSE VISION」とは?

「HOUSE VISION」は、企業と建築家・クリエイターが協働し、これまで体験したことのない家のあり方を原寸大で具体化する試みです。エネルギーや移動手段、物流、通信、素材開発、データ解析、AI、シェアリングなど、家はあらゆる産業の交差点です。つまり、家を考えることは、私たちの未来を複合的に考えること。2013年、2016年の東京展を経て、2018年11月には中国・北京展として開催。躍進する企業と気鋭の建築家・クリエイターが考えた未来を実体験することで、私たちの暮らしを再考するエキシビジョンとして、日本・アジアを中心に広く展開しています。

▼ HOUSE VISION 2018 中国・北京展の様子
https://www.archdaily.com/903241/10-futuristic-homes-unveiled-at-the-2018-china-open-house-exhibition

© HOUSE VISION. Photo: Nacása & Partners Inc

▼ HOUSEVISION 2016 日本・東京展の様子
http://house-vision.jp/exhibition/

©︎ HOUSE VISION.

今回は、これまでの暮らし方の研究におていの苦労や喜び、そして未来の住まい方や暮らし方についてお話をお聞きしたいと思います。

来られた皆さまと今の課題を共有しながら、一緒にワクワクする未来を話せることを楽しみにしております!イベントへの参加を心よりお待ちしております!

◎こんなヒトに来て欲しい

・これからの住まい方や、家のあり方を考えたい方
・国内外の「家」の現状について興味のある方
・都市開発、まちづくりに興味、関心がある方
・自分にとって幸せな暮らし、家を知りたい方
・地方創生、関係人口、SDGsを勉強中の方
・デュアルライフ(都心と地方暮らし)をしたい、している方
・コミュニティにおける運営に興味がある方

◎イベント概要


【日時】
2019年5月30日(木)19:00~21:45(22:00 完全撤収)

【定員】
40名(現場)
*定員に限りがございますので、お早めにご注文願います

【参加費】
①1500円(通常チケット+ 交流会参加・ソフトドリンク付き)
②1000円(LIVE動画視聴チケット:動画のみ)

*遠方からもご参加可能、ライブ動画視聴チケット枠もあります
遠方で会場に行けない、日程がどうしても合わない、などイベントに参加したくてもできないお客様のご要望に答えるべく「ライブ動画視聴」環境をご準備させて頂きました。インターネット接続環境があるパソコン・スマートフォンにて日本全国・世界中から視聴が可能です。動画配信は容量が大きいため回線速度の早いwifi・LAN環境での視聴をオススメ致します。

なおLive動画は開催日より10日間はアーカイブされますので、お好きな時間にお楽しみ下さいませ。

【申込方法】
*peatixチケットサイトが支払い窓口*

【会場】
東京都中央区日本橋茅場町1-5-8 東京証券会館1階
CAFE SALVADOR BUSINESS SALON (http://cafe-salvador.com/)

【アクセス】
茅場町駅8番出口直結

【主催】
YADOKARI株式会社 

【協力】
平和不動産株式会社

◎スケジュール

18:45 開場

19:00 スタート

19:03
テーマ、会場説明

19:07
主催社のご紹介「YADOKARI」

19:20
1部:「土谷 貞雄 氏」よりくらしの調査の説明と過去、現在、未来のお話

20:00 休憩

20:10 
2部:パネルディスカッション(9つのテーマに沿ってフリーディスッカッション)

20:40
3部:みんなでディスカッション / 質疑応答

21:15
懇親会

21:45
中締め・完全撤収

◎ 今回のスペシャルゲスト

土谷 貞雄 氏

暮らし研究家 / 都市生活研究所 代表(中国・深圳) / 貞雄 代表(日本・東京)
「HOUSE VISION」企画プロデューサー

1960年東京生まれ。1989年日本大学理工学部修士課程修了後、イタリア政府給費留学生としてローマ大学留学。1994年帰国後、ゼネコンにて施工、設計、営業などの業務を経験し、住宅部門の商品開発などに注力。2001年M&Aコンサルタント企業に転職し、住宅系の営業支援業務に従事。2004年良品計画のグループ会社ムジネット入社、2007年よりムジネット取締役に就任。この間、無印良品の家の事業を責任者として推進した。2008年コンサルタントとして独立し、株式会社貞雄を設立。日本中国企業の商品開発からプロモーションまで一貫した住宅商品開発支援を行なっている。

ライフワークとして住まいに関する研究を行っている。その一環として未来の暮らしの展覧会「HOUSE VISION」(代表・日本デザインセンター原研哉氏)の企画プロデュースを2018年まで8年間行う。並行して日本を始め、アジア各地で研究会や、暮らしに関する調査、展覧会などを定期的に行っている。現在は、中国・深圳にて都市生活研究所を主催、中国の暮らしの未来探索に多くの時間を注いでいる。

◎パネリスト&モデレーター

ウエスギセイタ

共同代表取締役 / YADOKARI株式会社

暮らし(住まい方・働き方)の原点を問い直し、これからを考えるソーシャルデザインカンパニー「YADOKARI」。暮らしに関わる企画プロデュース、タイニーハウス企画開発、遊休不動産と可動産の活用・施設運営、まちづくり支援イベント、オウンドメディア支援プロモーションなどを主に手がける。

また、世界中の小さな家やミニマルライフ事例を紹介する「YADOKARI(旧:未来住まい方会議)」、小さな暮らしを知る・体験する・実践するための「TINYHOUSE ORCHESTRA」、全国の遊休不動産・空き家のリユース情報を扱う「休日不動産」などを企画運営。250万円の移動式タイニーハウス「INSPIRATION」や小屋型スモールハウス「THE SKELETON HUT」を企画販売。

自社施設として可動産を活用した日本初の高架下複合施設「TInys Yokohama Hinodecho(グッドデザイン賞、ソトノバアワード 場のデザイン賞)」、可動産イベントキッチンスペース「BETTARA STAND 日本橋(暫定終了)」を企画・運営。黒川紀章設計「中銀カプセルタワー」などの名建築の保全再生にも携わる。

著書に「ニッポンの新しい小屋暮らし」「アイム・ミニマリスト」「未来住まい方会議」「月極本」などがある。

YADOKARI:http://yadokari.net/

熊谷 賢輔

株式会社はじまり商店街 代表取締役

1984年 生まれ 神奈川県横浜市出身、2013年 商社で6年間勤務を退社し、自転車で日本一周を実行。その後、アラスカ→カナダ→アメリカ西海岸→メキシコ12,000km を11ヶ月かけて自転車で走破。 モバイルな生活を送りながら「旅x仕事」を実践する。帰国後はYADOKARI株式会社代表と共にBETTARA STAND 日本橋プロジェクトに参画。2018年8月よりはじまり商店街(YADOKARI子会社)共同代表。多様性・共有・コミュニティをテーマに、誰もが志へのキッカケを踏み出せる「はじまりを、はじめる」場作りを創造する。

他にも、ドラニストとして藤子・F・不二雄先生の哲学・思想を、イベント通して勝手に広報活動をしたり、日本のものづくりを応援するべくデザイナーNorikim氏と「ボルトとナット」を展開したりと、コミュニティ作りの実践者としても活動中。

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