2021/2/6 【オンライン】暮らしを育てる『島根の日常』 〜神々が宿る美保関のヒトや食文化に触れる〜

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暮らしを育てる。
終わりが見えづらいこのコロナ禍で、自分の暮らし・家族との暮らし・住んでいる地域など、「本当に必要なものは何か」を考えさせられたり、見つめ直したという人は多かったのではないでしょうか?

そんな方へ、島根在住のゲストを招き、島根での日常をお伝えすることで、何か暮らしを育てるヒントになれたらという思いから開催しているシリーズです。

ゲストは、松江市美保関(みほのせき)町にある旅館 美保館の専務取締役であり、松田十郎商店(鯖の塩辛製造・卸・販売)の代表の定秀陽介(さだひでようすけ)さん。
その他にもたくさん地域と関わるお仕事や役割をしながら、どんな日常を過ごされているのかお伺いしていきたいと思います。

◎旅館のある美保関地域

島根県の東端にある美保関は、古くから海上交通の要所、風待ちの港として栄えてきました。朝鮮半島等との環日本海交易の拠点として、たたら製鉄による鉄の輸出港として栄え、足利時代には幕府の直轄領にまでなりました。
そのような時代背景の中、源平合戦は源氏軍の東の将、松田十郎藤原貞秀が石橋山の戦いで敗戦、美保関に行き着き定住したのが美保館のルーツとされています。

▼国登録有形文化財 美保館
https://www.mihokan.co.jp/charm/

◎漁師町の伝統郷土食『鯖塩辛』

定秀さんが代表をしている松田十郎商店では、主に地元美保関や境港で水揚げされた鮮魚を使った加工商品を販売しています。中でも鯖塩辛は美保関に昔から伝わる懐かしい庶民の保存食。
冷蔵庫がない昔は、獲れた鮮魚を加工保存し、遠くへ運んだり、自宅で食したりしていましが、その加工は保存だけが目的ではなく、より美味しく、違う味を楽しむ、といった嗜好もあったといいます。

▼松田十郎商店
http://www.matsuda10.jp/

美保関は神事を大切にし、神話があり、古くからの歴史がある漁師町、今もその名残りで置屋通りや歓楽街があると言います。
定秀さんのお話から、そんな町の文化も感じてもらえるのではないでしょうか。
旅館・製造業に携わりながら、まちと関わる定秀さんの日常。
歴史ある中でも、残していくものの見極めや新しい取り組みなど、どんなことを感じて過ごされているのかも聞いてみたいと思っています。
あなたの知ってる島根を超える体験をしに、是非いらしてください。

◎こんなヒトに来て欲しい

・育てる暮らしをしてみたい
・島根の地のものを食べてみたい
・旅館に興味がある
・鯖塩辛に興味がある
・地域の暮らしに興味がある
・島根の暮らしに興味がある
・島根の関係人口になりたい
・地域の特産物を知りたい
・地域のモノを使った商品開発に興味がある
などなど

◎スケジュール 

19:45 URLを送付します。
20:00 本日のテーマ、アイスブレイク
20:10 定秀さん自己紹介
20:20 定秀さんの日常『美保関という町について』
20:40 ワークショップ『鯖を味わう』
21:00 懇親会と質疑応答
21:30 終了予定

◎イベント概要

【日時】2021年2月6日(土)20:00-21:30
【定員】①15名
    ②20名
    *定員に限りがございますので、お早めにご注文願います
【参加費】①500円 鯖塩辛セット(イベント参加+視聴)
     内容:鯖塩辛/送料
     ※締め切り 1月31日(日)(到着までを考慮して設定)
     ②無料(イベント参加+視聴のみ)
【申込方法】
     *peatixチケットサイトで支払い窓口*
【会場】オンラインツール(zoomを使用します。)
【主催】公益財団法人ふるさと島根定住財団
【協力】はじまり商店街

◎ゲスト

<プロフィール>
定秀陽介(さだひで ようすけ)
松田十郎商店 代表
http://www.matsuda10.jp/
旅館 美保館 専務
http://www.mihokan.co.jp
(株)ちいきおこし

島根県松江市美保関町で生まれ育ち、進学で広島、就職で東京に。コンピュータ関連の事業に従事しておりましたが、稼業の旅館を継承すべく26歳で帰郷。生まれ育った故郷で、両親と妻、5人の子どもの大所帯で暮らしています。
調理が好きで、旅館でお客さんに出していた鯖の塩辛が人気となり、2012年、商品になりました。今年は巣篭もり需要と地域共通クーポンの影響で11月には在庫がなくなる事態になってます💦

近年は、ちいきおこし協力隊とともにまちづくりに取り組む会社に出資、従事したり、古民家の再生・活用やBARの運営、キャンプ場の造成(工事中)など、色々とやってます。
過疎のまち美保関を盛り立てるべく迷走しながら頑張ってます。
美保関町観光協会長/美保関旅館組合長/島根県旅館組合青年部長です。

<プロフィール>
原 早紀子(はら さきこ)
公益財団法人ふるさと島根定住財団 東京拠点 主任
https://www.teiju.or.jp/
1984年生まれ、島根県安来(やすぎ)市出身。東京都在住。
広告、アパレルなどを経て2014年より現職。首都圏から島根への移住支援や、地方や島根に関わりたい、何かしてみたい、という方のコミュニティ作りに取り組み中。

◎公益財団法人ふるさと島根定住財団

島根県への移住促進や県内での定住を目指して設立された団体。
沢山の方に「いいね、島根」と思ってもらいたい!という気持ちのもと、島根の暮らし・仕事・地域の魅力を発信するとともに、島根県内で頑張る方々の地域づくり支援や、一緒に頑張りたいという人との出会いを創出している。
▼ふるさと島根定住財団ホームページ
https://www.teiju.or.jp/
▼移住ポータルサイト「くらしまねっと」
https://www.kurashimanet.jp/
▼移住ポータルサイト「くらしまねっと」facebookページ
https://www.facebook.com/kurashimanet/
▼しまね地域活動応援サイト「フレフレしまね」
https://furefure-shimane.jp/

◎ファシリテーター

柴田 大輔
株式会社はじまり商店街
共同代表取締役/コミュニティビルダー
1988年生まれ秋田県出身。
鎌倉を拠点にシェアハウスやゲストハウスの運営。
他にもカフェ・バル・家具屋に関わりながら、街のコミュニティづくりを。
2018年8月から株式会社はじまり商店街(YADOKARI子会社)共同代表

年間300を超える多様なイベントの企画・運営。
他にも大手企業の社員研修やまちづくりの講師も団地の運営などを担当している。
都内の拠点10ヶ所を中心に多様な賑わい作りやコミュニティ支援を行う。

◎はじまり商店街とは?

場所に捉われずに、個人/組織課題を共有する場をデザインするコミュニティビルディングカンパニー「はじまり商店街」。暮らし方・働き方・コミュニティを中心にライフスタイルに関わる企画プロデュース、遊休地の有効利用、まちづくり支援、イベント・ワークショップ、などを主に手がける。東京・横浜・鎌倉と様々なエリアで賑わい作り・人と人の出会いのデザインを展開中。

▼はじまり商店街 公式ホームページ
https://hajimari.life/
▼はじまり商店街facebookページ
https://www.facebook.com/hajimari.shoutengai/
▼はじまり商店街ツイッターページ
https://twitter.com/hajimari_stg
▼はじまり商店街note
https://note.com/hajimari0801

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