2019/7/23 令和時代だから話したい!古き良き学びは必要だ!!〜妖怪から学ぶ「共感」や「人の繋がり」〜

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7/23(火)の夜。妖怪について話していきましょう。
*はじまり商店街は「賑わいづくりの会社」です。私達は様々なジャンルを扱って賑わいづくりをしています。

◎テーマ説明

今回はあまり触れたことのない妖怪の世界。
ゲストに相田一成さんをお招きして、「妖怪屋」の活動をお話いただきます。
相田さんは会社勤めを辞めて「妖怪屋」を起こし、アプリ開発、妖怪グッズの販売やイラスト製作を行っています。
相田さんの根幹にある思いは「誰かのためになること」

妖怪を通して、子どもたちに日本の文化の素晴らしさを伝えたい、そしてそれを世界の人に伝えられるくらい日本のことを好きになってほしいと考えていた相田さんは、仕事として妖怪と向き合ううちに、妖怪から学ぶことが多くあるのに気がつきました。
日本の妖怪の8~9割は人間が創造したものです。何か悪いことをしたり、都合の悪いことがあったりしたときに、人びとはそれを「妖怪の仕業」に仕立てあげてきました。だから、妖怪を知ろうとすることで、妖怪が生み出された当時の人の考え方、特に人間の「負」の部分が見えることが多いのです。
でも、そうした負の部分というのは、人間誰もが持っているもの。多くの人が妖怪に惹かれるのは、妖怪に見えるその負の部分に「共感」するからです。

また、子どもたちに妖怪やとしてメッセージ
子どもたちに、「時に、自分の弱い部分、自分の負の部分を打ち明ける”ネガティブなアプローチ”を取ることはとても大切なんだよ」ということを伝えたいと思っています。
これを翻すと、周り人の弱い部分、負の部分を受け入れる「寛容性」も必要、ということになります。今の社会、今の学校教育には、「駄目なものは駄目」と悪いことや失敗を切り捨ててしまうところがある。でも、子どもが何か失敗をしたときに、まずは一回受け入れて、「自分もそういう経験があるよ」「気持ちわかるよ」と共感してあげるべきではないでしょうか。
もっと人と触れあって、恐れずに、自分のダメな部分も打ち明けてほしい。 人を受け入れることで広がる世界を、一緒に楽しんでほしい。
妖怪を通して、子どもたちにこんなメッセージが伝わればいいな、と思っています。
イベントでは妖怪のアレコレをご紹介します。
普段の暮らしの中ではなかなか感じることできない妖怪の話をたくさんしていただきます。
伝承されている妖怪、シュールな妖怪、そもそも妖怪とは?などなど、妖怪の初歩的な知識も交えながら、妖怪について学ぶ時間もありますよ。

*リアルに繋がることの重要性
相田さんが伝えたいメッセージ
”大切にしたいことは、リアルに人と人が接する場を作るということ。今は妖怪をテーマにしたイベントを企画して、継続的に実施できる体勢づくりをしています。単純に誰かと誰かがつながることがすごく嬉しいというのもありますが、自分なりに自分の「使命」として、人と人とを結びつけることのほうが、妖怪のファンを増やすこと以上に大事だと捉えているんです。人とのつながりこそが人の心を支え、そこでつながる縁のほうが大切で、妖怪はそのきっかけであり、一部だと思っています。”

◎こんな人に来て欲しい

・妖怪に興味がある人
・妖怪について語りたい人
・まだ見ぬ世界の話が好きな人
・全然知らない世界に飛び込んでみたい人
などなど

【新虎小屋とは?】

2018年6月1日オープンしたコミュニティスペース。観光案内所としての機能「新虎GUIDE」、ランチでカレーや地域の飲食店とコラボレーションした特別メニューなどを展開する「小屋めし」、地元の方々にみんなに読んでほしい本を持ち寄っていただく「とらの本」の3つのコンテンツを展開。港区や虎ノ門周辺の地域の皆さんやこれからご活用いただく皆さんと一緒に新虎通りに新しい“コト”を発信する場として、定期的にイベントを開催していきます。

▼新虎小屋の公式ホームページ
https://g-c-p.jp/service/shintorakoya/

【はじまり商店街とは??】

場所に捉われずに、個人/組織課題を共有する場をデザインするコミュニティビルディングカンパニー「はじまり商店街」。暮らし方・働き方・コミュニティを中心にライフスタイルに関わる企画プロデュース、遊休地の有効利用、まちづくり支援、イベント・ワークショップ、などを主に手がける。東京・横浜・鎌倉と様々なエリアで賑わい作り・人と人の出会いのデザインを展開中。

開催概要

【開催日】 2019/7/23(火)
【時 間】 開場:19:15〜 開始:19:30〜 終了:22:00
【参加費】 1500円(ソフトドリンクつき)
【定 員】 15名
【申し込み】https://peatix.com/event/733775/view
【主 催】 新虎小屋×はじまり商店街
【場 所】 新虎小屋 東京都港区西新橋2丁目18−7
【アクセス】 東京メトロ銀座線「虎ノ門」徒歩6分, JR新橋駅徒歩12分

ゲスト 相田一成
東京都江戸川区に、妖怪に関するスマートフォン向けアプリの開発、妖怪イベントなどを行う会社がある。その名も「妖怪屋」だ。幼いときから妖怪が大好きだったという相田一成さんが、好きを強みに起業した。会社設立から4年。相田さんが日々妖怪と向き合ううちに、妖怪から学んだことについて語る。

ファシリテーター 柴田 大輔
株式会社はじまり商店街 共同代表/コミュニティビルダー
1988年生まれ。
秋田県秋田市出身 幼少の頃から、家族・学校・社会のコミュニティに疑問を抱く。
鎌倉を拠点にシェアハウスやゲストハウスの運営していた。
他にもカフェ・バル・家具屋に関わりながら、街のコミュニティづくりを。
2017年4月BETTARA STAND日本橋のコミュニティービルダーになり、映画上映・まちづくり・地域と連携した飲食のイベントなど年間200本以上の運営・企画を行う。
2018年5月Tinys Yokohama Hinodecho のコミュニティビルダーとなり、多様なイベントの企画・運営を行う。
2018年10月から鎌倉のHOUSE YUIGAHAMAでも「コミュニティビルド」をテーマにLABメンバーで研究中。

この記事を書いた人