2019/4/3 発酵旅人と考える、「育てる」豊かな暮らし方

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2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されて以来、発酵ブームは冷めることを知りません。醤油や味噌、お酢から納豆、ヨーグルトや甘酒など、実は私たちの身近なところにたくさん存在している発酵食。健康への効能が注目を浴び一時的に興味を持つ人も増えましたが、その奥深さを知り、「日常」に継続して取り入れている人は少ないように感じます。

そんな発酵食をブームだけに終わらせることなく、発酵食の魅力より多くの人に伝えたいと、世界を旅しながら味噌づくりを広める人がいます。発酵旅人 寺島あかねさんです。

寺島さんは東京出身。
自然もないコンクリートジャングルで育った彼女の人生は、「旅」と「発酵」に出会ったことをきっかけに大きく動き始めます。
初めて手造りした味噌の美味しさに衝撃を受け、味噌づくりの輪をもっと広げる為に2013年から「みそのわプロジェクト」をスタート。ゲストハウス等での国内ワークショップに留まらず「発酵旅人」という肩書きの元、旅先の海外でも日本の味噌作りを広めるべく活動しています。

今回は、寺島さんと一緒に発酵食と共に暮らす「育てる暮らし」の魅力について語り合います。
寺島さんが感じる、世界に、未来に伝えたい発酵食の魅力とは。
古き良き伝統文化である日本の手仕事から学ぶ、生きる上で大切にしたいこととは。
発酵食とともに楽しく暮らすコツについて
外国人も大好き!こだわりの味噌料理をつつきながら語らいましょう!

(こんな人に来てほしい)
・味噌づくり、発酵に興味がある人
・ちょっとディープな発酵話が聞きたい人
・丁寧な暮らしに興味がある人
・古き良き日本の暮らしが好きな人
などなど

【新虎小屋とは?】
2018年6月1日オープンしたコミュニティスペース。観光案内所としての機能「新虎GUIDE」、ランチでカレーや地域の飲食店とコラボレーションした特別メニューなどを展開する「小屋めし」、地元の方々にみんなに読んでほしい本を持ち寄っていただく「とらの本」の3つのコンテンツを展開。港区や虎ノ門周辺の地域の皆さんやこれからご活用いただく皆さんと一緒に新虎通りに新しい“コト”を発信する場として、定期的にイベントを開催していきます。

▼新虎小屋の公式ホームページ
https://g-c-p.jp/service/shintorakoya/

【はじまり商店街とは??】
場所に捉われずに、個人/組織課題を共有する場をデザインするコミュニティビルディングカンパニー「はじまり商店街」。暮らし方・働き方・コミュニティを中心にライフスタイルに関わる企画プロデュース、遊休地の有効利用、まちづくり支援、イベント・ワークショップ、などを主に手がける。
東京・横浜・鎌倉と様々なエリアで賑わい作り・人と人の出会いのデザインを展開中。

開催概要
【開催日】 2019/4/3(水)
【時 間】 開場:19:15〜  開始:19:30〜  終了:22:00
【参加費】 2500円(ごはん付き) 
【定 員】 15名
【申し込み】 https://peatix.com/event/618008/view
【主 催】 新虎小屋×はじまり商店街
【場 所】 新虎小屋 東京都港区西新橋2丁目18−7
【アクセス】 東京メトロ銀座線「虎ノ門」徒歩6分, JR新橋駅徒歩12分 

ゲスト 発酵旅人 寺島あかね
東京都コンクリートジャングル育ち。
味噌造りを基点に、発酵の面白さを国内外で伝えている。「旅」と「発酵」が人生の2大テーマ。

2011年、初めて造った味噌に衝撃。2013年から『みそのわプロジェクト』として、日本で味噌造りを伝え始める。
「食べる物の選択は社会を変えるか?」という疑問の答えを探しに、
2014年OLを辞め、イギリスの思想家サティシュ・クマールの元へ。そこで得た哲学を体現するため、ヨーロッパ、ニュージーランド、ノルウェー、ベトナムと旅を続けている。エココミュニティや、畑のある暮らしをする人、地球を大切に思う人、発酵好き達を訪ね、その先で味噌づくりを伝える旅。現在は日本の発酵食を造り、学ぶ旅の途中。

国内 味噌ワークショップの様子↓
https://www.marukome.co.jp/marukome_omiso/hakkoubishoku/20180517/9573/

ファシリテーター 加藤あかね
秋田市出身。「大好きな食を通して、次世代に紡いでいきたいモノ・コト・想いを共に考える場を作りたい」との思いから東京で食イベントを企画。秋田の伝統保存食である佃煮の新しい価値を考えるワークショップなどを定期的に開催。

この記事を書いた人