2022/3/8 【満員御礼・オンライン】TOKYO ISLANDS MEETING Vol.9 八丈島の風土が生み出す発酵食品の世界~島のチーズ、くさやの美味しさの秘密~

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本イベントは満員となりました。ありがとうございます。
イベントの配信は以下の「はじまり商店街」のYouTubeまたはFacebook Liveよりご覧になることができますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
●Facebook
https://www.facebook.com/hajimari.shoutengai/videos/
●YouTube
https://youtu.be/rkfsP6HpRcY

◎TOKYO ISLANDS MEETINGとは

『東京宝島の宝をシェアする場』
東京都には、人が暮らす11の島々があるのをご存知でしょうか。太平洋の広大な海域に点在し、伊豆諸島の9島(大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島)と、都心から約1,000km離れた小笠原諸島の2島(父島、母島)には人々が暮らし、各島個性的な表情を持っています。
溢れんばかりの自然の恵み、多様性のある文化や特産品、ゆったりと流れる時間、そのどれもが東京の島の魅力です。
TOKYO ISLANDS MEETINGでは、直接現地の人たちの暮らしや働き方の話を聞き「日常」を伝えることで、東京宝島の人や産品の新たな魅力を発信し、人と人・人と島を繋ぎます。土地のものを一緒に食べながら生産者さんと一緒に交流を行い、東京宝島へ足を運びたくなるキッカケを、イベントを通して作っていきます。

◎テーマ説明

ヨーグルトや納豆など体に良い「発酵食品」は私たちの食生活に欠かせないものです。世界中に様々な発酵食品がありますが、八丈島にも時代背景や気候風土が生み出した発酵食品があることをご存知でしょうか?

「くさや」はムロアジやトビウオなどの魚を「くさや液(発酵液)」につけて作る干物(保存食)です。八丈島をはじめ伊豆諸島に伝わり、その昔、食料調達・保存が困難であった孤島の生活を支えていました。くさや液は各工場(こうば)ごとに異なり、故に味も異なります。言うなれば秘伝のタレ!です。「〇〇のくさやが我が家のくさや」という家庭も。八丈島を代表する伝統食品でもあります。
近年、八丈島で盛り上がりを見せている発酵食品が「ナチュラルチーズ」です。八丈島の自然の中で通年自然放牧しているジャージー牛のミルクを使って作られています。ひとりで作っていることもあり製造量はわずかですが、ミシュランガイドやゴ・エ・ミヨに選ばれた飲食店でも使われており、食通やシェフたちの間ではチーズが八丈島を知るキッカケになっているそうです。

今回は「発酵食品」を共通キーワードに八丈島ならではの美味しいものを生み出している長田商店の長田 隆弘さんとエンケルとハレの魚谷 孝之さんをゲストにお迎えし、島の魅力と八丈島ならではの発酵食品の可能性について掘り下げて行きたいと思います。

◎こんな人に来て欲しい

・東京都の島に関心がある方
・島暮らしに興味がある方
・島の食材に興味がある方
・発酵に興味のある方
・発酵食品が好きな方
・八丈島の「くさや」に興味のある方
・チーズ作りに興味のある方
などなど

【タイムスケジュール】

19:50    開場
20:00-20:05 趣旨説明
20:05-20:45 八丈島の暮らし・「くさや」「チーズ」作りについて 
20:45-21:05 曼荼羅トーク・質疑応答
21:05-21:30 残れる方でオンライン親睦会
21:30    終了予定

開催概要

【開催日】2022年3月8日(火)
【時 間】開場:19:50〜 開始:20:00〜 終了予定:21:30
【参加費】無料
※Peatixサイトより申し込み
【申し込み】https://peatix.com/event/3160859/view
【場 所】オンライン(Zoom)でのイベントとなります
【定 員】50人
【主 催】株式会社はじまり商店街
【協 力】東京宝島事業運営事務局

◎ゲスト

長田 隆弘さん(長田商店)
八丈島出身。北海道で11年間、水産技術者として増養殖に携わりUターン。島の伝統文化である「くさや」屋二代目となる。全国の離島で一番最初にYahoo!BB設置をはじめ島おこし活動に携わる。現在は中学校の地域コーディネーター代表、文科省指定校の八丈高校では「八丈学」運営委員として、子供達に島の課題や問題点等これまでの歩みを伝えると共に未来の作り手育成に関わる。また大学と連携し新しいくさや菌の発見など研究を進めている。
●長田商店の「くさや味噌」はこちらのサイトからもご購入できます。
https://shimapochi.tokaikisen.co.jp/tokyotreasureislands/

魚谷 孝之さん(エンケルとハレ)
横浜出身。旅行で訪れた八丈島が「宝島」だと感じ即移住。4月で丸9年が経つ。移住してすぐに島の酪農・牛乳工場の改革に取組む中で八丈島乳業株式会社を立ち上げる。通年自然放牧のジャージー種から作る乳製品は著名人や様々なメディア媒体に取り上げられ「八丈島=ジャージー牛の乳製品が美味しい島」が根付く。モッツァレラチーズは国内最大のコンクールにて日本一に輝く。現在はチーズ部門を独立させ工房の候補地を探し中。乳業の方はアドバイザーとして携わる。地域の課題にも興味があり、本業が何かわからない時もある。
●エンケルとハレ 離島のチーズ工房
https://enkeltohare.stores.jp

◎協力

協 力:東京宝島事業運営事務局

▼東京宝島事業とは
■参考:東京宝島事業webサイト
https://www.t-treasureislands.metro.tokyo.lg.jp/
東京の島々には、素晴らしい自然景観や海洋資源、特産品、歴史・文化などの「宝物」がたくさんあります。また、これらには更なる活用や魅力拡大の可能性が秘められています。
東京宝島事業は、こうした「宝物」や隠れた魅力を掘り起こし、一層磨きをかけ、広く発信していくことで、島のブランド化に向けて取り組む事業です。

◎ファシリテーター

遠藤実咲
<プロフィール>
株式会社はじまり商店街/スプラスコミュニティビルダー
1998年神奈川県生まれ、育ち。
小さい頃からジブリ作品を多く観て育つ。そのためなのか、宇宙、環境、社会に関心があり、全体的に思考がビッグスケールに飛びがち。
「人のためになる仕事がしたい!」と、大学時代には福祉や地域コミュニティについて学ぶ。
アルバイト先の店長の影響で、人を巻き込み楽しみながら地域との接点を増やしていく活動に魅力を感じ、人と人、人と地域が「つながる」ことの素晴らしさを実感。
社会に存在する課題の多くは「つながり」があれば解決できるのでは…?という思いから、様々な形で「つながり」を生み出しているはじまり商店街に新卒でjoin。

柴田 大輔
<プロフィール>
株式会社はじまり商店街
共同代表取締役/コミュニティビルダー
1988年生まれ秋田県出身。
鎌倉を拠点にシェアハウスやゲストハウスの運営。
他にもカフェ・バル・家具屋に関わりながら、街のコミュニティづくりを。
2018年8月から株式会社はじまり商店街(YADOKARI子会社)共同代表
年間300を超える多様なイベントの企画・運営。
他にも大手企業の社員研修やまちづくりの講師も団地の運営などを担当している。
都内の拠点10ヶ所を中心に多様な賑わい作りやコミュニティ支援を行う。

◎はじまり商店街とは?

場所に捉われずに、個人/組織課題を共有する場をデザインするコミュニティビルディングカンパニー「はじまり商店街」。暮らし方・働き方・コミュニティを中心にライフスタイルに関わる企画プロデュース、遊休地の有効利用、まちづくり支援、イベント・ワークショップ、などを主に手がける。東京・横浜・鎌倉と様々なエリアで賑わい作り・人と人の出会いのデザインを展開中。
▼はじまり商店街 公式ホームページ
https://hajimari.life/
▼はじまり商店街facebookページ
https://www.facebook.com/hajimari.shoutengai/
▼はじまり商店街ツイッターページ
https://twitter.com/hajimari_stg
▼はじまり商店街note
https://note.com/hajimari0801

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